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仏教質問箱布教誌『宝塔』に連載中の「仏教質問箱」より

三宝さまについて教えて下さい

西川泰裕

  三宝さまというと、仏法僧の三宝と各家の仏壇にまつられている三宝さま(仏像)の2つを指します。

 仏法僧の三宝の意味は、

●仏-さとりを開いた教えの主
●法-その教えの内容
●僧-その教えを信受して修行する僧、教団のこと

 三宝とは仏教の根本的なもので仏教徒にとっては基本となるものであります。

   日蓮大聖人においてはこの三宝を、仏(宝)とは法華経寿量品の久遠実成(永遠の命をもって教えを説き続けるの意)の釈尊とし、法(宝)とは法華経であり、僧(宝)は聖人自らであり、また日蓮聖人の意に順ずる僧団を指しております。

 また仏像の三宝さまは、中央にお題目を掲げた宝塔をはさみ両脇には正面から見て左側に釈迦牟尼仏、右側に多宝如来を安置しております。三宝さまの釈迦多宝は座像で、印相(手の形で悟りの境地を表す)も合掌印で区別がつきません。彫りのしっかりしたものや大きな三宝さまですと釈迦の頭上には宝珠が、多宝の頭上には宝塔があります。

 また、釈迦多宝の配置にも理由があります。仏教においては左上座という決まりがあり、三宝さまを仏さま側から見ると左上座に多宝如来がきております。釈迦多宝というように本来ならば釈迦が上座に座るべきでしょう。しかし、お釈迦さまの教えを証明するためこの世に現れた多宝如来を、お釈迦さまは宝塔に招き入れ、上座を勧めたという由来に基づき、多宝上座釈迦下座となっているのです。  

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